上越市頸城区手嶋布施家文書調査を実施しました

2019年2月16日、17日の両日、上越市頸城区の両毛町内会館において、手嶋布施家文書調査が行われました。地元の方をはじめ、遠く関東から大学生・大学院生の参加もあり、両日でのべ31名が目録作成に取り組みました。

調査も開始から3年すぎ、遅々とではありますが、布施家と手嶋組の様子が明らかになりつつあります。高田領手島組の中心であるとともに、糸魚川藩領・幕府領を含む手嶋村の複雑な構成。その中で行政をこなしていく力量と努力は並大抵ではなく、それだけに残された文書は膨大です。

次回の調査は夏となる予定。多くの皆様の参加をお待ちしています。

2019年冬、上越市頸城区手島布施家文書史料調査のご案内

上越市頚城区手島布施家文書史料調査の実施について

厳冬の候、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

さて、越佐歴史資料調査会では、冬季の資料調査を下記の通り実施します。昨夏は種々の都合で体制が整わずやむなく調査を中止しましたが、今回より活動を再開します。

一昨年度から上越市頸城区手島で布施家文書の整理を行っています。布施家は、高田藩手島組の大肝煎役を勤めた家で、大量の古文書がほぼ現用時のまま遺されています。手島村の史料はもちろん、布施家が勤めた役職に関する古文書が近世・近代を通じておよそ1万点以上の可能性がある史料群です。

頸城区手島は、高田平野の北東部に位置し、頸城野の豊かな自然と田園風景にかこまれた魅力的な地域です。ぜひとも関心のありそうな方にも声をおかけいただき、お誘い合わせの上多数参加していただければ幸いです。

1、期日  平成31年2月16日(土)~17日(日) 1泊2日
※都合のつく範囲で、途中参加・途中退出、時間単位の参加も、もちろんOKです。

2、集合
(1)集合場所・資料整理会場
   新潟県上越市頚城区手島 両毛町内会館

(2)集合時間 2月16日(土)午後1時30分

(3)最寄駅・集合方法  ほくほく線くびき駅から徒歩5分程度です。
   到着時間を確認して、その旨お書き添えください。
   ※その他の交通機関ご利用の方、車でお越しの方で経路が不明な方は、世話人   までご連絡ください。

(4)最終解散時間 2月17日(日)午後3時頃を予定 

3、調査内容  古文書の整理作業(解読と目録取り)です。

4、宿泊    高田駅前のビジネスホテル(世話人で手配します)

5、経費   参加費1000円、宿泊費1泊7000円程度+夜の食事代+昼食代

6、持ち物   筆記用具・辞書類 他

7、申し込み方法
  2月11日(月)までに下記長谷川世話人までメールでご連絡ください
  hase-shin■mtb.biglobe.ne.jp (■を@に変えてください)

世話人会を開催しました

みなさまあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

さて、越佐歴史資料調査会では、数名の世話人が共同して運営にあたっていますが、昨年の12月22日、長岡市においてその世話人会が開催されました。2月の調査日程の選定や、おまたせしてしまっている記念イベントの記録冊子作成についてなど、「再起動」に向けた会合といって良い会となったのではと思います。

長岡での世話人会では、必ずといってよいほど大手通りにほど近い老舗居酒屋「十字路」で懇親会が開かれます。忘年会を兼ねたこの日の会では、なんと1歳の誕生日を間近に控えた某世話人の二世くんが登場。おっさんだらけのむさ苦しい会の中、いっさい泣いたりせず、楽しそうに「参加」していたのが印象的で、将来が楽しみです。

世話人会忘年会
忘年会の様子

彼が成人する頃までもうひと踏ん張り我々の世代が地域の文化財を守り、そしてバトンタッチしていけたら良いなと思った日でした。

次回上越市頸城区手島布施家文書調査のお知らせ(第一報)

次回の上越市頸城区手島布施家文書調査の日程は、2019年2月16日(土)、17日(日)の両日に決定しました。詳細は後にまたお知らせしますが、まずは日程をお知らせします。

夏の調査をお休みした布施家文書調査。久しぶりの開催になってしまいましたが、雪の頸城を見に、是非予定に入れておいて下さい。

上越市頚城区手島布施家文書調査の延期について(お知らせ)

盛夏の候、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、越佐歴史資料調査会では、例年夏季の史料調査を8月下旬に実施してきました。
2015年8月から上越市頸城区手島の布施家文書調査を開始し、皆様のご尽力により、充実した調査を行ってきました。布施家文書は膨大な史料群のため、今後数年かけて調査を継続していく必要があります。
当調査会としても、夏季の調査は参加者が多く、最重要な活動と位置付けています。しかしながら、今夏の調査は世話人側の態勢が整わないため延期せざるを得なくなりました。今夏の調査を予定されていた皆様には大変申し訳ありませんが、事情を斟酌の上、ご了解いただきたいと思います。なお、冬季の調査は実施する予定です。冬季調査の際には改めてご案内しますので、ご参加をよろしくお願いします。

連絡先・問合せ先    本田 雄二
E-mail honday2k■topaz.ocn.ne.jp (■を@に変えてください)

越佐歴史資料調査会結成20周年記念イベント開催のお知らせ

【10/10情報を更新しました】

越佐歴史資料調査会は、2017年8月で結成20年を迎えました。
結成以来、新潟県内で地域に遺る歴史資料の調査・整理を中心に、継続して活動してきました。
20年目を機に調査会の活動を振り返り、その成果と課題について多くの方々と考えたいと思います。このたび、地方史研究協議会や調査地自治体のご協力を得て、シンポジウムと見学会を開催しますのでお知らせします。

■越佐歴史資料調査会・地方史研究協議会合同研究例会■
「地域と歩む史料保存活動 ―越佐歴史資料調査会の20年とこれから―」

日時 2017年11月4日(土)
13時〜17時(開場12時30分)

会場 長岡震災アーカイブセンターきおくみらい多目的ホール
新潟県長岡市大手通2-6 フェニックス大手イースト2階
電話 0258-39-5525
交通案内 JR長岡駅徒歩5分  関越自動車道長岡ICより車で約15分

內容
報告1 長谷川 伸氏
「地域と歩む史料保存活動 ―越佐歴史資料調査会の20年を振り返る―」
報告2 鈴木 秋彦氏
「越佐歴史資料調査会と自治体との連携 ―新発田市蔵光・滝谷調査の事例を通して―」
報告3 西村 慎太郎氏
「地域歴史資料保存の課題 ―越佐歴史資料調査会に学んだこと、できなかったこと―」
報告4 新井 浩文氏
「地方史研究と地域史料調査会」
質疑・討論

参加費 500円(資料代)

共催 魚沼市教育委員会
後援 長岡市教育委員会

■越佐歴史資料調査会展示会■
古文書が語る守門のくらし

期日 2017年11月4日(土)〜5日(日)

会場 魚沼市守門庁舎守門公民館2階 美術展示室

開館時間 9:30〜16:00(5日は15:00まで)

交通案内 JR只見線「越後須原」駅徒歩約10分

展示内容 越佐歴史資料調査会が2002〜2008年に調査地とした魚沼市守門地区の文書類

■越佐歴史資料調査会見学会■
越佐歴史資料調査会の調査地を歩く

期日 2017年11月5日(日)

時程 9:00頃 JR長岡駅前出発 14:20頃 JR小出駅解散予定

內容 上記展示会見学、守門地区の調査地、目黒邸などの見学

詳細はお問い合わせください。

多くの方の参加をお待ちしています。

上越市頸城区手島布施家文書調査報告

2017年8月19日土曜日から21日月曜日にかけて、本年度夏季の布施家文書調査が開催されました。今回も地元上越地区の方々をはじめ、県内外各地から計25人の参加によって、整理作業が行われました。

数万点におよぶと思われる布施家文書の全体像を考えると、遅々とした歩みですが、今回で五回目となる整理作業ということで、少し当文書群の特徴などもわかってきたように思います。そして読めば読むほど発見続きで、地域の歴史を考えるうえでの論点の宝庫であることにあらためて気付かされます。

また今回も、首都圏で暮らす新潟県出身の若手など、あらたな参加者を迎え、いろいろな面で貴重な交流ができました。また、悪条件のもとにあった史料保管場所からの運び出しを行うことが出来たのも、大きな成果でした。

全体を整理し切るには、どこかで抜本的な作業体制の転換を行う必要があることも、また見えてきたように思います。それでも今後とも多くの皆さんとともに、布施家文書にはかかわり続けていきたいと考えています。

作業風景

2017年夏、上越市頸城区手島布施家文書史料調査の実施について

向夏の候、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、越佐歴史資料調査会では、夏季の資料調査を下記の通り実施します。
一昨年度より上越市頸城区手島の布施家文書の整理を行っています。布施家は、高田藩手島組の大肝煎役を勤めた家で、大量の古文書がほぼ現用時のまま遺されています。手島村の史料はもちろん、布施家が勤めた役職に関する古文書が近世・近代を通じておよそ1万点以上の可能性がある史料群です。
また、頸城区手島は、高田平野の北東部に位置し、頸城野の豊かな自然と田園風景にかこまれた魅力的な地域です。あわせて、手島地区の歴史を訪ねる巡検も開催します。関心のありそうな方にも声をおかけいただき、お誘い合わせの上多数参加していただければ幸いです。

1、期 日  平成29年8月19日(土)~21日(月) 2泊3日
※都合のつく範囲で、途中参加・途中退出もちろんOKです。時間単位の参加でも構いません。

2、集 合
(1)集合場所・資料整理会場
新潟県上越市頚城区手島 両毛町内会館
(2)集合時間   19日(土)午後1時30分
(3)調査日程・集合方法  別紙を参照してください。(Webでは省略しています。お問い合せください)
※列車で来られる方はほくほく線くびき駅から送迎します。到着時間を確認して、その旨お書き添えください。その他の交通機関ご利用の方も、ご連絡ください。
(4)最終解散時間 8月21日(月)午後3時頃を予定

3、調査内容  古文書の整理作業(解読と目録取り)です。
巡検は20日(日)午後、手島集落と「布施家館」の周辺を予定。
服装・足元の準備をお願いします。悪天候・高温の場合は中止します。

4、宿 泊   スカイトピア遊ランド 上越市吉川区坪野1458-2

5、経 費   参加費1000円(当会は、参加費のみで運営されています。)
宿泊費1泊2食8000円程度+昼食代

6、持ち物   筆記用具・辞書類 他

7、申し込み方法
8月14日(月)までに担当長谷川世話人までメールでご連絡ください
hase-shin■mtb.biglobe.ne.jp
(SPAM対策のため@を■にしています)

2017年冬、上越市頸城区手島布施家文書史料調査の実施について

厳冬の候、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、越佐歴史資料調査会では、冬季の資料調査を下記の通り実施します。
昨年度より上越市頸城区手島の布施家文書の整理を行っています。布施家は、高田藩手島組の大肝煎役を勤めた家で、大量の古文書がほぼ現用時のまま遺されています。手島村の史料はもちろん、布施家が勤めた役職に関する古文書が近世・近代を通じておよそ1万点以上の可能性がある史料群です。
また、頸城区手島は、高田平野の北東部に位置し、頸城野の豊かな自然と田園風景にかこまれた魅力的な地域です。関心のありそうな方にも声をおかけいただき、お誘い合わせの上多数参加していただければ幸いです。

1、期 日  平成29年2月25日(土)~26日(日) 1泊2日
※都合のつく範囲で、途中参加・途中退出もちろんOKです。時間単位の参加でも構いません。

2、集 合
(1)集合場所・資料整理会場
新潟県上越市頚城区手島 両毛町内会館
(2)集合時間   25日(土)午後1時30分
(3)調査日程・集合方法  別紙を参照してください。(Webでは省略しています。お問い合せください)
※列車で来られる方はほくほく線くびき駅から送迎します。到着時間を確認して、その旨お書き添えください。その他の交通機関ご利用の方も、ご連絡ください。
(4)最終解散時間 8月22日(月)午後3時頃を予定

3、調査内容  古文書の整理作業(解読と目録取り)です。

4、宿 泊   高田駅前のビジネスホテル

5、経 費   参加費1000円 宿泊費1泊素泊り7000円程度+昼食代

6、持ち物   筆記用具・洗面用具・辞書類 他

7、申し込み方法
2月17日(金)までに担当長谷川世話人までメールでご連絡ください
hase-shin■mtb.biglobe.ne.jp
(SPAM対策のため@を■にしています)